会員紹介
新メンバーとして、「まえかわ きょうこ」さんが加わりました。
また、これまでに多くの作品を制作されました「かわい まゆみ」さん、「なかじま あゆみ」さんと、「被災地の子供たちへ絵本を送ろうキャンペーン」でいろいろと御苦労いただいた「いわい くみ」さんをご紹介致します。
それぞれの作品をクリックして頂きますと制作の経緯などをうかがえます。
制作に至ったきっかけやポイントなどをお聞きしました。
まえかわ きょうこ さん
2人の娘へ何か教える時、よく絵を描いています。 伝えたいこと、たくさんあって、いつか母のあふれる想いを絵本にしたいな、と思っていました。
川口絵本づくりクラブさんで、上製本(固い表紙の絵本)を手作り出来ると知り、胸が高鳴りました。
自分で作った絵本が、「しろくまちゃんのホットケーキ」の絵本と並ぶ様子を思い、思わず笑みがこぼれました。
第1作は、娘に伝えたいキラキラ☆したこと、年長の娘はおばけのお話を描き、ちょうどクリスマスに2冊の絵本を手にする事が出来ました。
川口絵本づくりクラブさんが教えて下さった「家庭遺産」という言葉。 本当に我が家の宝物となりました。
これからも描いてみたいことがたくさんあります。 「あなたが産まれた日」「10歳の君へ1/2成人式」「ライオンの親子」など。 我が子だけでなく、幼い子ども達へ、「あなたは宝物」ということを、絵本で伝えていきたいと思っています。
夢を広げて下さった川口絵本づくりクラブさんに感謝しますとともに、多くの方が「家庭遺産」を手にするお手伝いをしていきたいと思っています。
まえかわ きょうこ
なかじま あゆみ さん
何枚も何枚も描いてはたまっていく絵本の原稿を、あまりお金をかけずにどうにか形にすることができないかと悩んでいたときに、インターネットで川口絵本づくりクラブを知り、すぐに代表である水谷均さんにお電話をしました。
最初に原稿を見てもらったときは胸がどきどきして自分の手ばかり見ていました。原稿を読んでくださった水谷さんが、すぐに本にしましょうとおっしゃってくれたときは嬉しくて胸が踊りました。
それから一ヶ月ほどしてわたしの初めての絵本が完成したのを目にしたときは信じられないくらいの喜びでいっぱいになったのを覚えています。それがクセになったのか、わたしは毎週のように原稿を水谷さんのところへ持っていき、クラブに入って半年もたたないうちに8冊もの絵本を作っていただきました。
わたしの絵本は主に同世代の女性に向けて描いたものが多いです。小さい頃の記憶を整理して挿絵入りのエッセイにしたり、恋する気持ちを短歌で表してまとめたり、好きな英語の詩を日本語に訳したりと、いろいろ工夫をして楽しく本をつくっています。このようなことが許されるのもこのクラブならではだと思います。
またクラブの魅力のもうひとつに、絵本をすべて手づくりで作っていることが挙げられます。針と糸を使ってひとつひとつ手で本を綴じていく作業は、本好きにはたまらないとてもステキで貴重な体験です。これからも製本作業をたくさんお手伝いして、技術を上げていきたいと思っています。
本を作ることは、むずかしいことではありません。ふだん思っていてもなかなか表現できずにいる様々な想いを、素直に紙の上にのせてあげてください。きっとそれは、あなたの人生の宝物になるはずです。
ナカジマ アユミ
岩井 空見 さん
こんにちは。
絵本づくりクラブのKUMIです。
今2歳の男の子の母親をしながらイラストレーターの仕事をしています。
私が絵本づくりを始めたきっかけは、ララガーデン川口のコミュニティルームで絵本づくりクラブの代表に 声をかけられたのがきっかけでした。
「絵本づくりに興味ありませんか?」
私は以前から絵本を作ってみたいな、と思っていたので
その一言にドキリとしました・・・。
私が絵本づくりで心がけていることは、出来るだけオリジナルのイラストなどを使う様にすることです。 そして話に絵を当てはめるのではなく、絵を描いてから話を当てはめる方法で絵本を作っています。
作品にする題材で悩まれる方が多いと思いますが、私はパソコンで絵を描く事が多かったので、今まで保存していたイラストを使って絵本を作ります。手書の雰囲気も好きなので絵も文章も手書きで作ったりもします。
今度は、空想の世界というか、ファンタジー作品を沢山作りたいですね。
絵を描いたり文章を考えたりするのって頭が疲れるんですよね。
だけど、完成した絵本を見ると、描いて良かったな、と思います。
最初は私も「かわいさん」と同様に子供の為に「世界で1冊だけの絵本」を作りたいなと
思って絵本を作ったのですが、作ってみてびっくり!
出来上がった絵本を見たら、それがまた私の原動力となってもう1冊作りたいな!
と思いました。
今までパソコンにばかり向かって描いていた絵が誰かの為に絵本にする事が
出来るんだなと、感動しました。
KUMI
かわい まゆみ さん
【手作り絵本デビュー】
きっかけは、絵本が大好きな5歳の息子に「世界に一つだけの絵本」をプレゼントしたい!
と思ったからです。
始めは難しく考え過ぎてしまい、挫折しそうにもなりましたが、「息子の
好きなもので、好きな絵本が出来たらきっと好きになってくれるはず!」と思って作った
のが第一弾「いぶくんのおともだち」でした。
絵が苦手な私でしたが、「フォトブック」を作るように気軽な気持ちで好きな写真を並
べ、その下にメッセージを載せて…と楽しみながら作る事ができました。
- 絵本作りのポイントは
- 誰に読んで欲しいのか?
- 写真で作るか? 絵で作るか?
- どんなストーリー(お話)にしたいか?
- 伝えたいメッセージ…
寝る前に息子と「作り話」をするように、軽い気持ちで簡単な言葉で作ることだと思います。
ストーリーが決まった時!下書きを完成させた時!色を塗り終えた時!仕上がりを待ってる間の2週間!ドキドキわくわくでした。
製本された本を初めて手にした時、我が子を初めて抱っこした時のような、言葉にならない気持ちでした。
仕上がりが嬉しくて、息子だけでなく、沢山の方々に見て頂きました。
「手作り絵本」は飾る物ではなく、色んな方に見て頂き、共感して頂けたらと思い、この度ホームページに載せて頂く事にしました。
この喜びを是非味わって頂けたらと思います。
「作ってみたいけど…」と不安に思うかもしれませんが、話し合いお手伝いさせて頂きま す。「その愛(気持ち)を形にしてみませんか? 」
かわい まゆみ